Team HOPEとはTeam HOPEについてご紹介いたします。

社会のために獣医師ができること

  • 太田亟慈犬山動物総合医療センター代表

長年の臨床経験の中から見えてきた、動物病院の未来像

いまやコンパニオンアニマルと呼ばれ、私たちの暮らしにかけがえのない存在となっているペットですが、同時に、少子高齢化・核家族化の進む現代社会においては、人もペットも高齢化していくという社会現象も抱えています。ペットの寿命が延びているという喜ばしいデータもありますが、これからの獣医師は、単に長寿を目指すのではなく、その限られた一生の内の「健康な時間」を延ばすことこそが、ご家族さまとペット、また社会にとって最も重要なことであり、私たちの大きな役割であると考えています。

「健康な時間」を延ばすために私たち獣医師にできること。
それは人間同様に病気を予防していくこと、病気を早期に見つけていくこと、そして、その大切さを広く社会に発信していくことです。
そのためにも、動物病院は進化を求められていると感じています。ペットの「病気を治療する」場所であることはもちろん、ペットの「健康を保つ」ための場所へ。
ご家族さまに動物病院をもっと身近に感じていただき、健康な時から質の高い予防医療を提案していきたいという思いから、Team HOPEは発足いたしました。

Teamの意味と、私たちの目指す社会

Team HOPEは、これまでそれぞれの動物病院で行われていた取り組みを、みんなで力を合わせて行っていくものです。全国の動物病院がTeamとなることで、多くのご家族さまに予防の大切さを広げ、社会活動につなげていきたいと考えています。
Team HOPEは次の時代に向けて、3つのテーマを掲げています。

  • 「動物病院を、ペットが健康な時から来られる場所へ」
  • 「ペットが健康であることを、
    ご家族さまと一緒に喜べる関係へ」
  • 「業界が力を合わせて、ペットにやさしい社会の実現へ」

これまでの動物病院とご家族さまの関係は、病気やケガを治療していく上で、どうしても「ペットの現在(の状態)」を共有する関係になりがちでした。Team HOPEではペットが健康な時から来院していただくことを目指す中で「ペットの現在」とともに「ペットの未来」をもご家族さまと共有しながらコミュニケーションを図り、絆を深めていきたいと考えています。
ペットの予防医療に関しては、私たち獣医師とご家族さまが一緒に取り組むことではじめて実現します。Team HOPEの「Team」には、獣医師同士のTeamという意味とともに、業界全体でのTeam、そして、ご家族さまと私たち獣医師とのTeamづくりを願う気持ちも込めているのです。

この活動を通じて、ご家族さまにわかりやすい予防医療の提供と、日頃の健康管理の大切さを啓発しながら、少しずつでもペットにやさしい社会へ近づいていけたら、こんなに嬉しいことはありません。
動物病院のみなさま、みんなで力を合わせてペットにやさしい社会を実現していきましょう。
みなさまとTeamになれることを、楽しみにしています。

Team HOPE代表 太田亟慈